データサイエンティストの需要が高まる3つの背景

データサイエンティスト

2020.02.26

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データサイエンティストの需要が高まる3つの背景

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◆今回は「データサイエンティストって将来性があるの?」という素朴な疑問、需要が高まる背景についてご紹介します。

データサイエンティストとは

データサイエンティストは、高度なデータ分析技術を駆使して企業などが抱えている課題を解決する専門職です。

データサイエンティストが扱うデータはビッグデータと呼ばれ、その内容は自動改札などの交通機関から取得された情報やWebの閲覧履歴など多岐にわたります。データサイエンティストの仕事では、これらのデータから消費者の行動パターンを分析し、商品やサービスの新規開発につながる有益な情報を導き出すことが求められます。

データを扱う仕事というと、単にデータの分析だけを行っているイメージがあるかもしれませんが、データサイエンティストの仕事はそれだけではありません。分析したデータをもとに、企業が抱える課題の解決策や改善策を導き出すことまで求められることも多いのです。

データサイエンティストの需要が高まる3つの理由

近年、データサイエンティストの需要は非常に高まっています。数年前までは世間での認知度も極めて低かったこの職種のニーズが急速に向上した背景として、3つの理由が挙げられます。

AI開発やビッグデータ分析などが必要とされている

この数年、ビッグデータとともに注目度が急激に向上しているキーワードに「AI」(人工知能)があります。これまで人間が行っていたデータ分析のプロセスにAIを活用することで、効率的なデータ分析を行うことが可能になります。

そのためのAI開発を行うことができ、AIを使ったビッグデータ分析を行える人材として、データサイエンティストのニーズが高まっています。

日本では教育が追いついておらず、経験豊富なデータサイエンティストが少ない

アメリカなど海外では、IT系の業界だけでなく、幅広い業界でデータサイエンティストを採用し、ビッグデータを自社の経営に活用しています。そのため、データサイエンティストを育成するための土壌も日本に比べて成熟しているといえます。

一方で、日本は世界に比べてデータ活用が遅れていると言われており、データサイエンティストの育成も追いついていません。今後、日本でも企業によるデータ活用が進み、それにともなってデータサイエンティストが必要とされる機会も向上していくと見込まれています。

データサイエンティストの仕事には高い専門性が求められるため、プロとして活躍できる人材を育成するために比較的時間がかかります。未経験者が一切の予備知識なしに業界に入って実務に就くことは難しく、データサイエンティストとして就職するためには、まず、大学や専門のスクールなどで一定の知識を得るために勉強する必要があるでしょう。

教育・育成に時間がかかる傾向がある

実務につける段階に至るまでのプロセスが長い分、人材としての価値も高く評価される傾向があるといえます。

 

なぜ“なくなる・いらない説”がささやかれるのか?データサイエンティストの将来性

このようにデータサイエンティストの需要が高まる一方で、「データサイエンティストという仕事は将来性がなく、いずれいらなくなる」という意見も存在します。

これは、今後AIの技術がさらに発達することで現在データサイエンティストが担っている業務もAIによって行えるようになる可能性が指摘されているからです。いわゆる「AIが人間の仕事を奪う」状態となり、データサイエンティストも人材が余るのではないかと言われているのです。

しかし、どれほどAIが発展しても、人間にしかできないことは多数残されています。例えば、モデル開発や、新しい理論やアイデアを作り出すクリエイティブな発想はAIには難しいと考えられています。

つまり、データサイエンスの知識を備えたうえで、AIにはできない「創造」によって課題を解決に導くことのできるデータサイエンティストは、AIと共存することが可能です。今後さらにAIが発展したとしても、データサイエンティストが不要になることはなく、将来性のある仕事といえるでしょう。

データサイエンティストは不足中で需要が高い!

ビッグデータやAIの活用といった分野は、まだまだ歴史が浅く、発展途上の最中です。今後、企業でのビッグデータの活用がさらに広がったり、データ分析の研究が進んだりすれば、データサイエンティストの仕事はさらに増えていくと考えられます。

特に日本はアメリカなどに比べてビッグデータの活用が遅れていると言われており、これからより本格的なデータ活用が広がっていくと考えられます。アメリカの求人サイト「グラスドア」が行った高収入かつ満足度が高い仕事を選ぶ「ベストジョブ・ランキング トップ50」では7位がデータサイエンティストとなっており、注文を集める職業となっています。

企業が収集したデータを分析し、事業活動にいかすための戦略をつくることのできる人材は、今後ますます求められるようになるでしょう。しかし、データサイエンティストの人材は不足しているのが現状。

つまり、今からデータサイエンティストを目指すことで、さまざまな企業から必要とされる、需要の高い人材になれるチャンスがあるとも言えます。

 

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